社員証を知る

社員証を下げてランチに行くのは自慢になるの?

社員証を下げてランチに行くのは自慢になるの? 社員証は、会社員にとって大切な存在であり、オフィスビルに入館する際のドアロック解除が付いているだけではなく、社外では身分証明書の役割を果たしてくれます。
また、企業によっては、社員証を提示することで、飲食店や商店などでディスカウント・サービスを受けられる特典があるケースもあり、いろいろな意味で常に持ち歩いているものになっています。
オフィスビルの中や会社内では、社員証を見えるところに付けておくことを義務づけている会社があります。
また、会社員の中には、ランチなどで社外に出る場合であっても社員証を首からぶら下げていく人がいますが、これは自慢にならず、いろいろな意味でリスクの高い行動だと言えます。
写真と氏名、会社名が掲載されていることから、ランチをとっている最中に個人情報をむき出しにしていることと同じになります。
また、氏名と会社名が分かれば、職場のメールアドレスを予測することができるため、迷惑メールなどを受信するリスクもあります。

社員証を付けたまま社外に行く危険性とは?

社員証を付けたまま社外に行く危険性とは? 個人情報の管理があちこちで問題となっていますが、実はこれを利用して悪さをする人たちが増えているからです。
特にIT技術が発達して、様々なことが便利になってきているのですが、そこに付けこんでの犯罪も多くなっているので、気をつける必要はこれまで以上のものとなっています。
社員証は入門ゲートなどと連動している企業も多いので、胸に付けたままとか、ネックストラップで首からつるしたままで特に昼休みなどに社外へ出ていく人が多くなっています。
忘れると、今度入るに大変なことになるからです。
でも、社員証の記載事項をよく見ると、その情報が盗まれると面倒なことに巻き込まれる恐れがたくさんあるので注意が必要です。
名前も生年月日も入っています。
どこの社員かもわかります。
カメラなどで撮影して、復元し、同じようなものを作ることさえできます。
Vサインは指紋が盗まれるので、気をつけろと言うのと同じです。
悪用する気になれば、社内預金の引き下ろし、街の金融機関での借り入れ、さらには狙われれば、ネットやその他での大きな被害にも結びつく恐れもあるのです。